今日は比較的ヒマでした。

午後診療がなかったせいでしょうか。



午前中診察に付いた医者が、冷静沈着で淡々と診療を進めていくタイプの医者で、

患者には笑顔を見せるけど看護師には能面みたいな表情しか見せない、

はっきり言って何考えてるのか良く分からなくて空恐ろしい男でした。

声も穏やかな感じなんですが、こっちからしたら

「ボソボソ何喋ってるか分かんねーよ!」って感じなんです。



午後、外来オペ患者に処方した薬のことで、調剤薬局から

「12歳で45kg以下の小児にロキソニンを1日3回処方しているけど、

この処方は安全性の面から考えて如何なものか?」と言われたと、

その患者と家族が外来受付に確認に来ました。



「薬のことなんか俺に聞かれても知らねーよ!」と一喝したいところですが、

そうも行かないのがこの商売の因果なところ。

しかも主治医のポケベルを何回鳴らしても音沙汰がないので、四方八方に問い合わせて

聞いてみたら、なんとオペの後外出して5時過ぎまで戻ってこないとのこと。

外出した医者の携帯に電話をしても音沙汰がないので、仕方なく病院に残っている

能面顔のボソボソ医者に医局まで聞きに出向いたのですが、「M先生に考えがあって

敢えてこの処方を書いたのなら、僕が勝手に変えることはできない」とのたまうのです!!



えぇぇぇぇぇ?じゃあ、私にどうしろと?

言ってる意味は分かるけど、患者と家族が直々に来て待ってるってのに

一体どうすりゃいいのさ。と、怒鳴りつけてやりたい気分でした。



どうにもこうにも当てにならないので、とりあえず処方通りに出してもらって、

その医者が戻り次第これでいいのか確認するから。ということで解決しました。



で結局、その医者が戻ってきて言った台詞が「ロキソニンは1日3回で出してるけど、

痛いときだけ飲むように家族にも本人にも言ってあるんだけどなぁ。」だってさ。

医者も医者だけど、言われた家族と患者もちゃんと覚えて置けよ!!!



ああああああああああああ、ムカツク!!!!!