毎週火曜日の午後に来るパートDr.(仮称マーちゃんの実家のクリニックで

Ns.を探してると言うので、ちょっと条件が良さそうだったし、

軽い気持ちでいつも持ち歩いてる履歴書のコピーを渡してみました。

どこで何があるか分からないこの世の中、履歴書はマストアイテムです。



しかし今まで8回も「一身上の都合により退職」してる人間を一体誰が雇おうと思うか、いや誰も思うまい。

と、どうせ雇われっこないだろうと高を括っていたら、金曜の夜に

「マーちゃんの父ですが・・・本気で働いても良いと思っているんでしょうか?」

と、電話が来てしまいました。



「本当にこの人はウチに来る気があるのか」と、お父さんが聞いても、

「それが自分にも分からない・・・」と、はっきりしないまま仕事でアメリカに行ってしまったので、

「これは天皇さんに白黒はっきりつけてもらわないと」

と思ったかどうかは別として、多分そんな感じで電話してきた様子。



確かにこの前の火曜日、マーちゃんに「来週電話して大丈夫?」と聞かれたけど・・・

まさか週明けを待たずに連絡が来るとは。いやはや本当ビックリです。

「じゃあ、お父さんによろしく言っといて下さい」なんて調子こいて言った私も悪いんですけどね。



会ったこともない人と電話で面談・・・正直キツかったです。

しかも私の仕事っぷりや人柄について、どんな風に聞いてるのか全く分からないし。

つーか何も聞いちゃいないんだろうけど。



そんな訳で、今の病院より条件が良ければ働きたいと思っているけど、

実際自分が使える人間かどうか分からないので、どう返事していいか分からない・・・と伝えたところ、

「私は息子の見る目を信じているので、息子が選んだ人間に間違いないと信じている!」

と断言されてしまいました。

いや、だから、そうじゃなくて・・・。

しかも全く選ばれてないし。



こっちは「こういう経歴でも雇ってくれるかお父さんに聞いといて」みたいな、

いわゆる書類選考的な意味で履歴書渡したんですけどねぇ。

どうも話が違った感じで伝わってるっぽいです。



余談ですが、電話中 マーちゃんもお父さんも『先生』なので、

混乱しないように前者を「先生」、後者を「お父さん」と呼んでしまったがため、

だんだん話してるうちに妄想モードに突入。

「息子が選んだ人に間違いない」の件で、色々と脳内変換して遊んでしまいました。

いやいや、こんな台詞、滅多に言われるもんじゃないからね。

たとえ勘違いでも。



まぁ、この先どうなるのか分かりませんが。

とりあえず今回の出来事で、マーちゃんちの父子関係を垣間見た、

そんな気がします。