ま、そんなわけで高尾山に紅葉を見に行ったんですが、

見頃と言われるだけあって、本当に見事なもんでした。



しかも高尾山は土曜日というせいもあって大盛況!

もうエコーリフトに乗るのに35分待ち(ケーブルカーは2時間待ち!)でした。

ちなみにトイレも大混雑。



今回初めてサル園に入場。

今まで高尾には何回も行ったけど、何となくスルーしていたんですよね。サル園。

何でもここのサル園は、係りの人の説明が売りだそうな。



ま、どういうお話だったかは割愛しますが、なかなか面白い話でした。

子ザルがかなり萌え~な感じでした。

ロープ掴もうと伸ばした足の具合がまた何とも。



出発したのが遅かったので、山頂に着いたのは4時半頃。

ケーブルカーもリフトも終わってると勘違いして、仕方なく徒歩で下山。

一番短い時間で下りれるコースは沢沿いを行く6号路びわ滝コース。

ということで、4人で下山。

既に日が暮れかけています。

懐中電灯なんて持ってないので、まぁ道の暗いこと。

崖から転落もしくは遭難、なんてことも有り得なくない状態でした。



鬱蒼とした深山の雰囲気漂う6号路は、ウラジーミル・ソロ-キンの世界を彷彿とさせ、

ついついよからぬことを考えてしまいます。



薄暗い山道を歩きながら、ソローキンのテキストならここら辺で



「まじめに考えようじゃないか。こうなった状況を判断してだな、

思うに・・・・・寿限無でもしとればいいのじゃないか」

と言い出し、糞を持って笑いながら寿限無を始めたりするんじゃないか。



・・・あるいは、



誰が一番大きな放屁をするか競い合ったりするんじゃないか。



・・・あるいは、



ソローキンのテキストによくあるスカトロジーなあれこれがあったりするんじゃないか。



などと、考えていました。



いやいや、闇は想像力を書きたてる何かを持ってますね。



ま、結局、誰も転んだり怪我したり、遭難したり、放屁を競い合ったり

スカトロジーを愉しむこともなく、下山したのでありました。



その後、糞便ではなく、とろろ蕎麦を食して帰路につきました。