辞めさせてくれないなら、辞めさせられればいいじゃん

・・・そう思ったら気が楽になりました。

お陰で少しテンションも戻ったような。



そんなわけで昼休みのとき、再度進に「やらせろよ~」と、フンドシのお願い。

しつこさにかけては誰にも負けません。

そんな私に進もようやく観念したのか、ついに締めさせてくれたよ、フンドシ。

やった~!!最高だよ、進!!



まぁ進的にはあくまで『フンドシの締め方を教わる』というスタンスでしたが。

そう思わないとやりきれなかったんですかね。

でもフンドシったって、白衣の上からですよ?



「フンドシは日本古来の伝統的な下着だからね~」

「フンドシつける学校あったよね?え、学習院?あ、赤フンなの?

そういう学校に行った人はきっと自分で締められるんだろうねぇ」



フンドシを締められながら、何故か饒舌になる進。

ちょっ、進、ベラベラうるさい!

これじゃフンドシに集中できないんだけどw

全く、着衣の上からなのにそんなに照れるかね?



そして恒例の記念写真。

残念ながら進が嫌がったので後姿のみですが。

しかし「ダメだよ~」と言いつつ、黙って撮らせてくれる進って一体。

肝心の写真は、進の名誉のため今回は割愛。



あくまで『フンドシ締め方講座』なので、進を締めた後に

今度は私が自らフンドシを締めて、お手本を見せてあげました。

進も「なるほど。え、後ろはどうなってるの?」と覚える気満々。

そうそう、フンドシは後ろのTの字とネジネジが命だからね。

本当に覚えたのかどうか、今度テストしないとなぁ。



こんなアホなお願いを、何だかんだで結局聞いてくれる、

そんな進がボクはとっても大好きだ!

まぁ実際、イラッとくることの方が多いし、「先生のそういうところが

嫌いなんだよ!」と、毎日怒鳴っているのもまた事実。

とりあえず今日の進に免じて、もう少しここで頑張って働こう、

クビと言われるその日まで・・・改めてそう思いました。



ひとまず今回の退職騒動はこれにて終結。



さ~て、次は何をお願いしようかなっと。